日立 BasicMaster Jr

初めてコンピュータを使ったのは大学の計算機授業でした。当時普及し始めだったTSS環境で,大型コンピュータを使ってFortranを書いてました。学生にはセッション2分というとても厳しい制限があったのを覚えてます。
# 2分でいったい何ができるっていうんでしょうか(?_?)

自分で買って所有できた,いわゆる「パソコン」の最初は,日立のBasic Master Jr. という機種でした。ちょうどNECやSHARPのホビーユースPCが発売され始めた頃でしたが,日立のこの機種はその中ではわりと地味な方だったと記憶しています。

BasicMaster Jrどんな機種だったか,ハードウェアスペックをあらためてネットで確認してみました:

 Main Memory: 32KBytes
 CPU: MC6800 750KHz
 256×192 高解像度カラーグラフィックス


# "KByte","KHz","256×192"はタイプミスではありません,念のため(^^;)

この機種は"BasicMaster L2"という,(多分)日立としては最初のPCの後継機かつ廉価版だったのですが,当時主流になりつつあった Microsoft Basic を持っていなかったこともあって,今ひとつメジャー機種になれませんでした。

でも,値段(当時として)のわりにしっかりしたキーボードがついていたりして,結構使いやすかったと思います。

家庭向けの機種だったのですが,前機種であるL2から継承したモニタプログラムが標準でROMに入っていました。このモニタはBasic命令で切り替えて使用するのですが,マシン語レベルの実行やブレークポイントの設定から逆アセンブルまでできる,今考えてもちょっと驚くくらい本格的な「開発環境」でした。

このモニタと某雑誌に計算されたアセンブラ(16進ダンプを一生懸命入力しました(^^;)を使って,せっせとプログラムを書いていたのを覚えてます。6800の少ないレジスタと貧弱なアドレッシングに悩みながら,当時流行していたオセロゲームの思考ルーチンを書いたりしていました。

この機種はその後,雑誌の「譲ります」コーナーを使って手放してしまいました。結構高い値段が付いた上に,売り払った直後に安くて高性能な新機種が発表されて「ラッキー(^^)Y」だったのも覚えてます。買ってくれた人にはちょっと気の毒でしたけど。

で,そのお金と貯金をはたいて買ったのが,次に使ったパソコン PC-8801 です。次はこのPC-8801 の思い出を書いてみようと思います。

※※※※※


当時ベーシックマスターのプログラムを紹介した“BASICフォミュラ 200”という本があって,私もBASICの勉強のために買いました。某ソフト会社の「マイコン・クラブ」が著した本で,数名の方が著者としてクレジットされています。
プロになってからこの会社と仕事で一緒になる機会があり,著者の1人と偶然にも会うことになりました。名刺を頂くときに「あっ,この人!!」と思ったことを今でもよく覚えています。
BASICフォミュラ 200―日立ベーシックマスターJr.による

posted by yoshi at 21:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/97490857
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック