
PC-8801はベストセラーになったPC-8001の後継機種で,4MHzのZ80(互換)CPUと64KBytesのメモリを搭載していました。キーボードが本体と分離されているのが当時は画期的!でした。
この機種は結構長い間使っていた記憶があります。その間にEPSONのドットプリンタや外付FDドライブ(最初は5インチ×2ドライブでした)を買い足して,結構実用的なシステムになりました。といっても,まあ結局は趣味で使っていたんですけど。
Z80 というプロセッサは,当時主流だったインテル8080の上位互換CPUとして,その後16ビットプロセッサが主流になるまでの間,PCのメインストリーム的な位置にありました。そんな事情もあって,この後各社からいろんなパソコンが発売されても,PC-8801は結構長く使うことができました。
Z80 でもよくアセンブラを使っていました。Z80/8080などのインテル系プロセッサはレジスタが多くてアドレッシングモードが少ないという特徴があって,良くも悪くも「電卓」をルーツにしている,という感が強く,ミニコン(PDP-11)からアイデアを持ってきているモトローラ系CPUとはかなり違いがありました。ただ,当時のクロックの遅さやメモリの貧弱さを考えれば,かえって有効なアーキテクチャだったのではないか,と今になると思えます。
もうひとつ個人的にPC-8801で大きかったのは,CP/Mが手に入ったことです。CP/Mというのは,当時8ビットプロセッサで流行したOS (「CP/MがOSか?」という議論はありますが)です。FDベースという違いはありますが,プログラムをメディアにおいてコマンドとして呼び出す,という,現在のWindowsと基本的に同じ構成になっていました。というより,WindowsのもとになったMS-DOSがCP/Mをまねた,という方が正確かも知れません。
CP/Mにはアセンブラが最初から入っていたと思います。その後で,TurboPascalとかHighTech-C などの言語を,当時はネットでダウンロードなんてないので通信販売で買ったと記憶しています。エディタに何を使っていたのかが思い出せないですが,ちゃんとしたスクリーンエディタがあったと思います。
こんな感じで,PC-8801は結構「使い倒す」形で使い続けたあと,友人にタダであげてしまったと覚えています。このあとは16ビット全盛の時代で,MS-DOSを使い始めることになったわけです。次はその頃の思い出をちょっと書いてみます。
ついでに,こんなのも見つけました。初代ではないですけど。
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PC-8801を使った本です。今でもゲーム機としては現役で使っている方もいるそうですが,もう一度触ってみたいものです。
