DOS/Vが普及すると,PC/AT互換機を仕事で扱う割合がぐっと多くなりました。もっとも,扱うマシンはCompaqや初期のDELL,HP Vectra などのいわゆるPC互換機ばかりでしたが。
その中で,一度だけお客さんの持ち込みでPC/ATの本物を扱ったことがあります。この機種は,多分日本IBMでも扱っていなかったと思います。日本IBMの純正PC/AT互換機(って,変な表現だけど)は 5550 シリーズで,こちらは社内のOA(っていう言葉も最近聞かないなぁ)用にたくさんありました。純正PC/ATを見た感想はただひとつ,「でかっ!!(@@)」というものでした。とにかくでっかい。こんな大きなPCを机の上においたら,圧迫感で息苦しくなりそうです。
その割には,ディスプレイが小さいんですよね。写真でも分かると思います。本体の上に乗せると,むちゃくちゃ不恰好です。
初期のIBM PCとは違って,この頃のPC/ATはすでに8086を積んでいたと思います。日本の機種とは違う,IBM独特の「クリッ」としたキータッチ(分かってもらえるかな?),きれいな英字フォントは悪くなかったんですが,とにかくこの大きさには閉口しました。
この後IBMは,互換機メーカからの市場奪回を目指して MicroChannel など互換性のないアーキテクチャを使い始めるのですが,かえってCompaq などの互換機メーカに市場を奪われてしまうという,ちょっとありえないくらい情けない状況に陥ってしまうのでした(^^;)。
いずれにしろ,PC/ATは現在のPCの原型,といっていい存在だと思います。IBMは偉大ですね(^^;)。
※※※※※
“互換機”という呼び方も,最近見かけなくなりました。レガシーフリーPCも普通になってきて,アーキテクチャも変わりつつあるようですね:
IBM‐PC/AT互換機ガイドブック
